ナイト・イン・ザ・スカイ

パッと観たCMだけで観に行こうと決めた、私の中ではここ最近では珍しいパターンです。


なので、映画が始まってフランス語が流れてきた時にはちょっとビックリ。
……いやまぁ、『TAXI』の監督だというのは、どこかで目にしていた筈なんだけどね(笑)。


それで、この映画の出来はと言うと……空撮映像はなかなか凄い物があるけど、ストーリーの方は何だかちぐはぐな感じ。
この感じは、ラ●ア●タをやっていた時を何だか彷彿とさせます。
何と言うか、監督か脚本家なのかは解らないけど、複雑な陰謀劇をやろうとしたが、複雑にし過ぎて本人達が訳解らなくなってるんじゃないか、という印象を受けました。
変に気取らずに、劇中の台詞に合った『戦闘機でキャノンボール』と言う、お馬鹿路線で突っ走れば、もうちょっと面白おかしくなったんじゃないかと思われます。
ちょっと勿体無い映画ですね。


どこぞの掲示板じゃ、続編があるんじゃないか等と囁かれてますが、私としては、それは無いんじゃないかなぁと。
確かに、黒幕の一人とその親族のパイロットは残ったけど、話の広がりとしてはネタ的に難しいんじゃないかと。
まぁ、あのTAXIの監督だから、あっさり路線変更してトンデモ戦闘機物にするという可能性はありますが(笑)。


余談ですが、ひっつめ髪に眼鏡って良いよねぇ(笑)。