墨攻

春秋戦国時代の中国にあった、梁と言う小国を巡る戦いを描いた作品。
どうやら、原作漫画があるようですが、私は全く知りませんでした。まぁ、原作読まずに映画を観るのはいつもの事ですね(笑)。


何て言うか、色々と救われなくて切ない話ですね。
梁の為に尽力したのに、自らの保身の為に、革離を謀反人に仕立て上げた司徒とか、その司徒の諌言に乗って色々と台無しにした梁王とか、折角助けに戻ったのに見つける事が出来ずに死なせてしまった革離とか。
全てが上手く行って大団円で終わらないのは、戦国時代という乱世をよりリアルに表現している様な気がします。


スタッフロールを見て知ったんだけど、この映画の音楽って、川井憲次さんがやってるんだね。うーむ、これはサントラを買うしか(笑)!?