王様の仕立て屋 17―サルト・フィニート (ジャンプコミックスデラックス)作者: 大河原遁出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/02/04メディア: コミック購入: 3人 クリック: 7回この商品を含むブログ (25件) を見る


イタリアのナポリを根城にする日本人の仕立て屋織部悠が、日々持ち込まれる悲喜交々なご近所トラブルから無理難題な様々な人間模様を、服飾を基本とした豊富な知識で解決して行く、薀蓄系服飾漫画の第17巻。


この巻は、イギリスはロンドンの老舗のお家騒動を軸とした、2回目のイギリス編の前半が収録されています。
なので、前巻で登場したクラリッサとジュリアも続けて登場してます。
いやぁ、前巻では顔見せとコンプレックスくらいしか見せ場が無かったクラリッサが、色々とキャラ立てされてて面白可笑しいです(笑)。
特に、ラウラとのコント的な絡みは、もう微笑ましいの何の(=´∇`=)
まぁ、私は、ジュリアの方が好みですが(笑)。
このコンビがイギリス編だけで終わってしまうのは、ちょっと惜しい気がします。
ジラソーレ娘。本隊が動けないので、代わりにイギリスへと派遣されてる遊撃部隊の三人……ぶっちゃけ、ヴィレッダの出番が多いのも、私にとっては嬉しい限り(=´∇`=)
更には、ほんの少しだけとはいえ、ベアトリーチェまで登場しているのだから、私にとってはもうお腹一杯と言って良いほどの満足度です(笑)。


また、薀蓄方面でも相変らず為のなる事が多くて、こう言う事に疎い私にはありがたいです(笑)。
特に、ボウタイ(蝶ネクタイ)に関しては、本当に為になりました。
つーか、これって、日本人が結構犯している間違いなんじゃないのかな?
いや、私は、そういうのが必要なパーティーとは無縁なので、実情がどうなのか判りませんけどね(笑)。


さて、17巻は、フランスブランドの総帥アラン・リヴァルがブチギレた所で終わりましたが、巻末に有る18巻の予告には、結構重要なネタバレと言うか良い場面が含まれているような……(笑)。
ともあれ、18巻は5月だそうなので、首を長くして楽しみに待ちたいと思います。